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7月です!夏の着物です♪ [着物生活365日]

7月に入りました。
6月は単衣という、裏の付いていない着物でしたが、

7月~8月は透けるような素材の着物、薄物を着ます。

これが、見た目以上に涼しくて、私は夏こそ着物を着たいと思うのです。
全身、日傘の中にいるような、そんな感じがするからです。

ただ、帯を巻く胴の部分は年々工夫を加えているものの、通気の面では他の部分より悪いとは思います。
それに慣れてしまえば、夏の着物を着た経験の無い方が想像されるよりは数段快適です。

今日はこんなコーディネートにしました。
久々に人形ではなく、全身写真です。
帯の透け感が、涼しげに見えますよね!

CIMG0439-1.jpg

少しでも涼しく…と、快適さを求めたくて、検索の結果、このブログに辿り着いた方へ
過去記事を参考にしていただきたく思います。

長襦袢については↓
「普段着なら楽なのが一番!」
http://kimonosuki.blog.so-net.ne.jp/2009-05-20
長襦袢の下に着るものについては↓
「下に着るものこそ快適に」
http://kimonosuki.blog.so-net.ne.jp/2007-05-23

以前利用していたソネットフォトのサービスがなくなり、
参考の帯結び等の画像が出ない部分があります。
過去の記事すべてをチェックし、画像を載せ直せればいいのですが、 それが間に合わず、できずにおります。
ご理解頂き、ご承知おきくださいませ。


桔梗の帯が締めたくて [着物生活365日]

6月に入った昨日
桔梗の帯びを締めて、着物好きのY.Oさんと浅草へ出かけました

昨日6月1日のコーディネートを人形に再現してみました
CIMG0380-2.jpg

桔梗は秋の七草のひとつ
花が咲くのは6月~8月頃かと…

6月は洋服同様に着物も衣替えで、
単衣(裏のない着物)の着はじめとなる昨日、
どうしてもこの帯を主役にしたいと思いながら
着物選びをしました

普段なら、ちょっと地味な気がしてしまい
なかなか袖を通す事がなかった祖母の着物です

こうして見ると、地味な事も気になりません
この古い着物が新鮮に感じました
不思議なものですね。。。

この帯は
桔梗の帯を6月の初旬に締めたくて
着物好きの大先輩T.Iさんから譲って頂いたもの
桔梗柄の帯を探しても良かったのでは…?とお思いになるかもしれませんが、
そこはやはり、着物通の方の着ている姿にあこがれてしまうもの

この帯なら、T.Iさんのように素敵になれるのでは?とさえ思いました(笑)
事実、昨日はT.Iさんに少しは近づける気がして
いつもより、テンションが上がってのお出かけになりました

着物との出会い、帯との出会い、人との出会い 

ひとつひとつの出会いが私の着物生活を応援してくれているのを実感します
私も誰かを応援して、もっと着物仲間を増やせたら嬉しいなと思います


言えなかった一言 [着物生活365日]

着物を着て過ごす日が増えると
いつの間にかご近所の方の目にとまっているものらしいです

喜んでよいものかどうか、
昨日、私のところに2枚の着物を持ってみえた方がおひとり。。。

「こんなお願いをしては失礼だと思ったのですが、
とても気に入って着ていた着物なので、
ぜひ普段に着て欲しくて持ってきました。」

そうおっしゃって、包みを開けて見せてくださいました

大事にしていらしたのが、ひと目でわかり、
とても複雑な気持ちになっていくのを感じました

歳とっったから着なくなった・・・とはよく聞きます
太っちゃって着られなくなった・・・ともよく聞きます

着物が着られないほど老いた様子ではないだけに複雑な思いです
億劫になってしまったのか、、、
体型が変わってしまって、着る気になれなくなったのでしょうか?

一年でも長く、好きな着物を着るために今しておけることがあります
一年でも長く楽しむために、考え方を変えるのもご提案の一つです

年齢とともに着方を変える
若い頃と同じに着ても、今の美しさを表現できないからです

着物雑誌のモデルさんのように着なければ美しく
ないわけではありません

昨日は、お話していて、言葉にしかけた一言が言えなかったのです
「レッスンにいらしてみませんか?」の一言。。。


着物を頂きたかったからではありませんよ!
レッスンの押し付けはいけないと思ってしまって…


私の教室には今までもご自身で着ていた方もいらしてますが、
ご本人のご希望があってのこと

今までの着方を変えるのは根気のいることですし、
ご本人の、ずっと綺麗でいたいという熱意なくしては叶いません


今までのようには着られなくなったと思い始めたら
「そういえば、Yumiっていう、着物バカが何やら書いていたな」
と思い出してみて下さいませ

気に入って買われた着物、
少しでも長く楽しむために徐々に準備できることもあります

自分に合う着方を考え、自分だけの美しさを追求できるのが着物です

そのための出来る限りの
お手伝いをしていきたいと思っています


伝えていきたいと強く思うこと [着物生活365日]

着物の着付けは難しいと思われがち
確かに、ボタンをかけるのとは違い
教えて貰ってすぐできるというものではないのですが

でも、仕立てあがった状態では着られないという不完全さに着物の良さがあるのだと思います

少々体型が変わっても着られるとか
大切にとっておいて、子どもにも着せてあげるとか

それは皆さんもご存じのこと

でも、それだけじゃないんですよね

紐で合わせ方を決めて行くからこそ
たとえば、背が高い人、低い人、それぞれのバランスで着ることが可能になる

顔が面長か丸顔かによっても
似合う衿の合わせ方があると私は思っています

おはしょりの長さも、体に巻く帯の幅の出し方も、帯結びのお太鼓の大きさも
すべて自分が一番素敵に見えるバランスで合わせることができるのは
昔ながらの紐で着る方法ならではの事です

それを伝えたくて始めた着付け教室には
自分の着姿にこだわる、研究熱心な生徒さんが集まってきています

昨夜のお稽古でも
自分の使う衿芯とお隣でお稽古をしている方の使う衿芯を比べ
硬さ、長さが違うことを話題にしていらっしゃいました

自分の体に合った衿芯があるということを理解できるようになったと…
加えて、たぶん、自分にはもう少し長いほうがいいだろうと思うとまでお話していました

ここまで来られたことを、私は嬉しく感じています

サークル感覚で続けながら、
着付け師が教える着付け教室だからこそお教えできることを吸収して欲しい・・・
というのが着付け教室を始めた当初からの私の願いですから

もっともっと伝えたいことはいっぱいありますし、多くの人に伝えたい
でも、少人数制だからこそ、目が行き届くわけですし、
教室を大きくすれば今までのようにはお教えできなくなる

しばらくはこのまま、今いらしている方たちの満足度を高めることを考えていきますが
「もっと伝えたい」
その思いを大事にするために、今の気持ちをここに残しておこうと思います

※ 今日の更新は「着付け師Yumiのブログ」と同内容のアップとさせて頂きました


春なので… [着物生活365日]

桜の花も散り始めて、そろそろ春本番という気がします
涼しく感じる日も徐々に少なくなると思います

この春に着たい着物に
合わせて締めたい帯を重ねて
お出かけできる日を楽しみに眺めていましたが、
物足りなくなって、人形に着付けしてみました

CIMG0138-2.jpg

白大島の着物と綴れの帯

帯締め・帯揚げに、はっきりとした色を合わせれば
もっと元気な若々しい印象になるかもしれませんんが
今回は春のまだ柔らかく感じる陽射しの中に散歩するイメージで
近くに咲く花を主役に、ひと時を楽しめたら…と
あえて、主張しすぎない色を選んでみました

着物はきっと
私の心だけでなく、周りの人たちの心を和ませてくれるはず

そう信じて、来月にでも
このコーディネートでお出かけしたいと考えています

来月の話を今?・・・と思われるかもしれませんが、
着物を着るにはちょっとだけ早めに準備したいものです
来月に向けて、ご提案もかねて、アップしてみました

着物の魅力、楽しみをひとりでも多くの人に知っていただきたい

よく、着物の事はわからないとおっしゃる方もいらっしゃいますが、
詳しくなんて知らなくてもいいんじゃないかと私は思います

着物姿を見かけた時に、
やっぱり、日本の民族衣装、着物はいいな~と思っていただければ。。。


私にできるのは小さい事ですが、細々と続けたいと思います

 


絽の着物の季節もそろそろ終わり [着物生活365日]

暑い季節にしか着ない、盛夏用の着物
私は夏に着るのも素敵と思い、いくつか持っています。

コーディネートに迷いながら、
先日(8月26日)、着付用のボディーに着付けて見ました。

好きで手にいれた着物、帯でも
好きなコーディネートにはなかなかならないものです。

キャリアがセンスアップしてくれる…それは間違いないと思うのですが、
どうしても、毎年のように、
去年考えたコーディネートでは満足できなくなっているのです。

そして、このコーディネートも毎度のことながら、少々気に入らないのですが…(苦笑)

8.26コーディネート.JPG

帯どめ(帯の中央にある)を主役にしたくて、
あえて、帯締めを帯と同系色にして存在感を薄くしたかったのですが、
上手くいっているのか、いないのか。。。

やっぱりコーディネートは毎年続く永遠の課題のような気がしました。

この人形に着付けているのは、
絽目といってミシン目のような穴が開いている、通気の良い透ける着物で、
帯も盛夏用の透ける素材です。

衣替え…
原則的には 
9月になると、この盛夏用の着物から、
ひとえと言って、裏地のない着物になります。
透けない着物・透けない帯になります。
…と、私も着付教室に通っていたころに教わりました。

地球は温暖化の傾向で、
衣替えも緩やかに移行する方が増えていますよね。


着物好きにお勧め…人形町・丹後ちりめん館 [着物生活365日]

今まで行ってみたかった、三優小長谷「丹後ちりめん館」
昨日やっと伺う事ができました。

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丹後ちりめんの白生地を置いていらっしゃることはHPで拝見しておりましたが、
着物の展示会イベントなどでも
こんなにたくさんの白生地は見た事がなかったくらい、
店内にズラリと並んだ白生地にちょっと圧倒されました。(^^;

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ご主人の小長谷さんに箱の中の商品を見せていただきましたが、
見るからに着心地良さそうな白生地が次々と出てきて
目の保養を通り越して、とっても幸せな気持ちです。*^-^*
中には非売品と書いてある、もう織ることが出来ないものもありました。
手のこんだ商品はもう商品ではなく、作品というか、家宝になってしまいますよね。

※ 調べて見ると…縮緬とは…
縮緬と呼ばれる生地は、生地全体に細かなシワのあるものの総称です。
経糸には生糸をそのままつかい、緯糸に、強い撚りをかけた生糸を用い織り込みます。
織り上げて精錬するさい、セリシンを溶かしてしまうと、縮緬独特の、細かい皺(シボという)ができ、しなやかで、光沢のある大変美しい生地に仕上がります。
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こんな図が店内にあって、工程の説明などもしていただけます。
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これ、撚りのかかった糸なのですが、手触りで撚りがかかっているのがすでにわかります!
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紋紙 これは紋図(図案)のデータを読み取って穴をあけたもの…という説明だったと思います。
実は、この模様を織りだしていく工程についても、丁寧にお話してくださるのですが、
全然やったことのない作業のせいか、色々想像を働かせるものの、
どうしてこの穴から、あの美しい模様になるのかは全くわかりません!(;_;)
これは機会をみつけて、一度見学させていただかないと難しいかもしれません。


出来上がりの白生地は無地でありながら、
表面に艶のある文様が浮き出たように表現されて、
それだけでも十分魅力的
なのですが、
これを好きな色(ぼかしで染める事もできます)に染められたら、、、
そう思うと、もう欲しくなってしまいます。

今、私は“コート欲しい病”を患って、もう重症です。(笑)

色留袖、訪問着、小紋、羽織、コートなど、
誂えたいものによって、選ぶ生地も
白生地をずっと扱ってきたお店で適格にアドバイスしていただけますし、
お手入れなども相談できると安心ですね。

それに、お店の中には

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そうです! 丹後の美味しいものが並んでいるのです!
食いしん坊の私は即決に近い感じで購入しました。(爆)
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まだ、頂いておりませんが、美味しいそうです。(^^

こちらは売り物ではないのですが

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もう作っていないそうです。
繭の中に鈴がはいっています。
糸をはき始めたら鈴を置いて作らせるそうなのですが、
そんなこと、できるんですね。

長くお付き合いしたいわ~と
すっかり丹後ちりめん館のファンになって帰ってまいりました。

これはもう、着物好きの方にはお教えしないと!
そう思って、この記事のアップです~♪ \(^o^)/ 

初めての方にも敷居を高く感じさせないイベント、まだ間に合いますよ~♪

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最後に、、、
長居をしてしまいましたが、小長谷さん、奥様、いろいろお世話になりました。
有難うございました。


下駄の出番は・・・? [着物生活365日]

先日、下駄の写真をアップされているブログがありましたので 真似して…。(笑)
         ↑ 気になる方はこちらからいらしてみてください。 男性用の下駄です。
      無断でリンク貼ってすみませ~ん。m(_ _)m 

着物好きの方の中には(あるいは着物を着ない方でも)
下駄をはくのが好きな方がいらっしゃるかと思います。

私も好きです。
でも。。。私はあまり下駄をはかないのです。

本当は嫌いなんじゃない?って、思われそうですが、嫌いというわけではありません。
現在、私の持っている履物の中にも下駄は何足かあります。
柾目の整った下駄を見つけると、つい欲しくなります。
最近は、自粛して買わなくなり、だいぶ少なくなりました。

下の画像は、そんな私の下駄のうち、お気に入りの3足です。

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普段履きにするなら、男性用の鼻緒が楽…と聞いて、試しにすげて頂き…
でも、一度もはいてません!

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たまには、違った雰囲気で…と思って数年前に購入した下駄
でも、、、これも、出番待ちです!

CIMG9325.JPG

これは何度かはいています。
それでも、最近は出番が。。。

基本的には2本歯のものが好きなのです。
でも、最近はお店の床など、滑りやすいですよね。
はいていく場を選ばないと…です。

履くために手に入れたのだから
今年こそは、下駄の出番を作ろうかしらね~。


タグ:履物 下駄

覚えて使い分けると便利です [着物生活365日]

毎年、6月になると思う事は
この時期には、いろんな着方をお知らせしていきたいという事です。

前々回の記事↓でも書きましたが、6月後半には透け感のある、夏の帯に衣替えが進みます。http://kimonosuki.blog.so-net.ne.jp/2009-06-18

湿気の多いこの時期、着物はまだ薄物(透けるような真夏の着物)になっていません。
この時期の着物は冷房にも冷え過ぎず、
ほぼ全身を強い日射しから守ってくれる感じがします。
ただ、、、帯を巻くウエストの部分だけは通気が悪くなることを避けられません。
ですから、この時期には以前の記事で書いた、
つの出しや銀座結びなどの帯結びなら帯枕を使わない分、背中が軽く、通気も良く感じます。

以前の記事で載せた画像ですが、ご参考までに、ここに載せますね。

2846770 つのだし       2843642 銀座結び

つの出しと銀座結び、よく形が似ています。
つのだしを真似たのが銀座結びという事なので、似ていて当然です。
でも結び方が違うのです。

どちらか一つを覚えれば帯枕を使わない帯結びは可能ですが、
両方を覚えるメリットがあります。
つのだしに比べ、銀座結びのほうが、比較的短い帯でも結べます。
また、お太鼓柄の帯の場合、柄が出しやすいのも銀座結びです。
逆に、つのだしは用尺にゆとりのある帯の時に向きます。
ゆとりがある帯の時に銀座結びでは遊びの部分が多すぎて
かえって結びにくく感じる場合もあります。

CIMG9190.JPG

写真の帯はお太鼓柄なので、銀座結びにいたしましたが
うっかりしていて、後姿の写真を撮り損ねてしまいました。
これではコーディネートしか見られませんね。(^^;

似ていて違う2つの帯結びをなかなか覚える事ができないと言う声をよく聞きます。
帯枕を使わず、涼やかに装い方には
「頑張って両方覚えると帯によって使い分けられて便利ですよ」
と、アドバイスさせていただいてます。


コルセットのかわりに帯?…の日 [着物生活365日]

以前に着付けの先輩からお聞きした事がありました。

腰が痛くても
帯をしているとコルセットをしているようにしゃんと出来るので
腰を痛めてからは、パーティーの時は着物にしている…と。

当時はとりあえず聞いていた私ですが、
ちょっと試しに…
これが、案外楽でした。 (^^;

楽な理由はコルセットのかわりになっている、というだけではないようです。

今日のように暑い日には、建物内などで冷房が効いています。
着物でいることで、腰が冷えてしまう事を避けられるのですね。
腰だけは帯をグルグル(?)巻いておりますから~。(笑)

痛めた腰を冷やしたくないものの、
やっぱり、この時期は暑いので、下に着るものや帯はいつもと違う工夫を…。

下に着るものの工夫については、長くなってしまいますので、またの機会に書きます。

帯はご存知の方もいらっしゃるとは思いますが
枕を使わず、銀座結びにしました。
枕を使わない分、背中が涼しいですし、帯も軽く感じます。

2009.5.19-2.JPG

お太鼓が崩れているわけじゃありませんよ~!(笑)
帯枕を使わないという点は似ていますが、
角だしでもいいかもしれませんね。
どちらもコートを着ない時期に楽しみたい帯結びですね。

そんな今日のコーディネートは
白地の小紋(総柄で柄に上下がありません)の着物と
お気に入りの染め帯(これは絞り染めで染めた帯)です。
この季節に一番出番が多い組み合わせです。(^-^
この小紋の着物が涼しいのです~♪

2009.5.19-1.JPG

帯揚げは淡い色を選び、帯締めは白にしました。
蒸し暑ささえ感じる今日を、見た目だけでもで涼やかに過ごしたかったのです。

去年のこの時期には
この着物と帯に紫の帯締めをしたのですが、
やっぱり、5月の日差しには白のほうがスッキリするかもしれませんね。^^


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