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スタートの日 [着物生活365日]

昨日、専門学校の新年度の授業がスタートしました。
私は非常勤講師ですので、前期は月曜日だけ授業に行っています。^^
今期のクラスは人数が多いので、3人の講師で担当しています。

初めての授業では
生徒さんたちが、少しでも着物に興味を持ってくれるように3人とも着物で行く事にしていました。

実は、着物の学校ではないのです。

着物の学校ではないのですが、
日本の民族衣装として着物を知り、学んで貰うためにカリキュラムに着付があるのです。
だから、なおさら第一印象が大切な気がします。

教室に入った時に、若い生徒さんたちに
「着物もいいな。」とか、「着物も着てみたいな。」と思って欲しいのです。

他のお二人とかぶらない色の着物にしたいと少し前から考えていました。
でも、春らしい明るい色にしたいな~と。。。

この時期って、陽射しが強いですよね。
この強い陽射しに映えるような色・・・なんて考えていたわけです。

昨日着た着物です。

CIMG8049.JPG

白い着物にしました。^^v
この着物は柄が小さく細かいので、帯をシックな色にすると本当に大人っぽくなってしまいます。
若い生徒さんたちに、身近なものに感じてもらおうと思って帯は赤いものにしてみました。
背伸びして大人ぶらなくても、手の届くところに着物がある感じや、
コーディネート次第で、 
若い人には若い人なりの着方がある感じを出したかったのです。
黙ってお見せする着物姿で、少しでもその思いが伝えられていると良いのですが。

帯締め(帯中央のくみ紐です)・帯揚げ(帯の上、胸元にある布です)は
春らしく、淡い色を選びました。

でも・・・この近寄った写真でも帯揚げの桜の柄はわかりませんよね。
何となく汚れのように見えてたりして~。(>_<)

帯揚げの桜は自己満足になってます。(^^;

ここでご覧になってる皆様にも
そんな私の思いが少しでも伝わっているといいな~と、思っています。(^-^)


タグ:着物
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桜とともに新入生を迎えて [着物生活365日]

桜は楽しめる時期が短い…そう思っていました。
今年はちょっと違って、
咲き始めたところで寒い日が続きましたので
思いのほか長く楽しめますね。

6日の月曜日に入学式がありました。
非常勤講師をさせていただいている専門学校です。

3月の卒業式と比べると、随分気温も上がり、
もうすっかり春です。
桜の咲く季節に新入生を迎えるなんて、素敵ですよね。

今年は明るい色の着物を選んで着る事にしました。
春の陽射しに映えるかなと思ったのですが、明るすぎたかしら。。。

2009.4.6入学式.JPG

無地の着物を着る時は少々気を使います。
下に着るものなどにヨレとか皺とかタルミが残っていると表にひびくからです。
無地なので誤魔化しようもなく、表にひびいた凹凸は
ドレープのように陰になりがちです。
なので、普段はしない補正をして出かけました。

入学式会場では新入学生はもちろんですが、
迎え入れる在校生が嬉しそうに見えたのが印象的でした。
同じ道を歩んで行く後輩が出来ることが楽しみなのでしょう。
先輩・後輩って、いい刺激になる事も多いですよね。

専門学校で教えさせていただくようになって6年目、
できれば、初心を思い出して
あの生徒たちと同じくらいの目の輝きを持って授業に臨みたいと思いました。

<おまけ> 
下は散歩途中に撮った写真です。

 CIMG7914.JPG  CIMG7916.JPG

春は足元のお花も綺麗ですよね~。 元気に歩けます。(笑)


コーディネートに課題を感じて。。。 [着物生活365日]

大好きな着物、
なのに、その着物が私を本当に悩ませる事があります。

このブログをご覧になっているみなさんの中にも
他の方に着物を頂いた経験のある方もいらっしゃるかと思います。

思いのほか個性的に感じたり
自分の顔立ちには合わないように感じたりして
着る日がなかなか来ないものも中にはありますよね。

3月31日のことになりますが
ふと、「この帯にしたら春らしく装えていいかもしれない!」と思い付き、
いつも箪笥の肥やしになっていた着物を引っ張り出したのでした。

 CIMG7852.JPG 1677095

小さく載せた右の写真はこの着物に挑戦して(?)去年考えたコーディネートです。
1年経つとコーディネートさえ、違う考えが浮かぶものなのですね。
去年、左の白い帯もすでに手元にあったのに
この帯を合わせようとは考えていなかったのですから。。。(^_^;

25597630_1898900119[1].jpg

全身写真です。
私らしさが損なわれていなければ、まずまず合格点でしょうか。

もしかしたら
コーディネートは一生続く、永遠の課題なのかもしれません。

少しずつ成長して、毎年、去年とは違う着物姿になれたら素敵だと思います。^-^ 


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卒業式シーズンですね [着物生活365日]

3月、卒業式シーズンとなり
着付けの依頼ももちろん増える季節ですが
そんな式典に出席する機会もある季節です

9日と11日二日間、式に出席いたしました
9日の着物です
 

CIMG7632 - コピー (2).JPG

11日の着物です

CIMG7658 - コピー (2).JPG

着散らかす感じが嫌で、同じ着物にしてしまいました
洋服ならそんな事はできませんね…(^^;

全く同じでは楽しみもなく
それはそれで嫌な気がして帯だけ変えて出かけました
帯以外は帯揚げも帯締めもすべて同じです

好みは分かれるとは思いますが
帯を変えただけで印象が違うということを見ていただこうと思いました

持っている着物が増えて、着る機会も多くなってくると
毎回違う着物を着たくなりますが
やっぱり着物は洋服に比べたら
買うのにも、お手入れをするのにも
余分に出費を見込んでおかなければなりませんよね
上手に着回してお手入れの負担を減らすのも
気楽に着物生活をしていくためには絶対必要不可欠になるかと思います

節約して…という気持ちだけでは滅入ってしまいますが
コーディネートを楽しむつもりなら、そんなに滅入る心配もありません

今回は帯締め・帯揚げが白でしたが、
式典でないなら、
そこでもしっかり自由にコーディネートを楽しみたいですね~♪ (^-^v


着やすい着物で 好きな帯で [着物生活365日]

2009.3.3
今日はひな祭りですね。
3月にしては肌寒い今日、レッスンの日でした。

春らしく装いたいものの、寒い。。。
そんな日に着るものに頭を悩ませるのは洋服でも着物でも同じですね。

着やすい着物というとやはり紬になってしまうのですが
色の濃いものや地味な印象のものは避けたいな~と思うとき
手に取る着物の一つがこれです。

CIMG7623 - コピー.JPG

白地(生成り)の紬に小紋柄で柄をつけたこの着物は
買った当初から大活躍しています。
コーディネートもしやすいのでこの着物は重宝です。

いつも着やすいこの着物に今日は、比較的出番の少ない帯を締めてみました。
色々な色遣いで織られた帯ですが華やかになりすぎず
控えめな雰囲気がお気に入りです。

帯揚げ・帯締めはわざと同色にせず
元気な印象にしたかったのですが思ったような効果が出たでしょうか?


タグ:明綴れ
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生まれ変わった着物 [着物生活365日]

よく着ていた着物の八掛け*が切れてしまったので縫いなおししました。
八掛け:袷せ(裏付きの着物)の裾や袖につける布で着物とコーディネートして色など選びます
と言っても和裁は得意ではないので
得意な方や、呉服屋さんに頼んでしまうのですが。。。

今回縫いなおした着物はきっともう10年くらいは着ている着物だと思います。
そろそろこの八掛けの色も変えようかと思っていました。

写真の上にあるのが今までついていた八掛けです。
コーディネートに全然自信がない頃には
この八掛けに合わせて赤い帯なども随分締めましたし、
帯は違う色にしてこの八掛けと同色の帯締め帯揚げを選んでは
手堅く(?)コーディネートしたりして着ていました。

CIMG7515 - 1.JPG

10年も経てば好みも少しは変化しておりますし、
似合う色も変わってきていることでしょう。
ちょうど良いきっかけなので違う色を選びました。
また違った印象です。
印象だけでなく
これからは帯も小物もまた新たに考えないといけませんね!?

それがまた楽しくもあり…なのですが。。。

着慣れているのに、八掛けが変わって手元に戻ってきた着物は
生まれ変わった別の着物みたいです。

こうして少しずつ生まれ変わりながら
この着物は私と一緒に歳を重ねていくのですね~

つくづく見入ってしまいました。


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普段着は楽しく。。。 [着物生活365日]

最近着て貰えなくなったという着物と帯が私のところにやってきました
う~ん、、、普段着ですね~
着付を習いたての頃はどんな着物でも帯でも嬉しくて袖を通したものです

一度手を通されなくなってしまった、こういう着物は
みんな不要のものとされてしまうのでしょうか?
ちょっと寂しい気がしましたので
私の教室で教材にさせていただくことにしました

今日の教室では
朝は、コーディネートを勉強したい方がいらっしゃり
昼は、初心者で名古屋帯を練習中の方がいらっしゃいました。
夜は…、これからです。^^;

なので
朝は以前からコーディネートに困っていた京友禅の着物を着て一緒に勉強し
昼は普段の着物に楽しみを感じていただくために紬の着物に半幅帯をしました
この、私のところにやってきた着物と帯です

最近、近所でちょっと面白い帯締めを見つけましたので
普段着を遊ぶつもりで使ってみました

2507673

普段の着物ならこんな風に遊んでもいいかな~と
私からのご提案
リボンのように結んで端を結び目の下から上へ通しただけ
普通の帯締めでもこの形にするのは簡単ですし
前の姿のポイントになりますよね。

まだ半幅帯しか締められない方でも
装うのが楽しくなるのではないでしょうか。
名古屋帯でお太鼓が結べなくても
半幅の小袋帯なら着物でおしゃれを楽しむ事ができます。
ちょっとした変化もつけられます。

帯が結べないからと着物を敬遠しないで
もっと気軽に楽しんでほしい。。。

そんな私のレッスンは今日は夜まで続きます。^^
夜も頑張ろうっと~☆


今日から・・・です。 [着物生活365日]

着物好きの着付師が始める着付教室、今日から始まりました。

昨日の成人式で着つけから帰った後は疲れていて
大丈夫かな?…なんて少々心配しておりました。
去年までもほかの着付け教室で成人式の翌日はお教えしていたのですが
なんといっても今年は今日から始まる教室ですから!

12月にすでに説明会を済ませ
何人かの生徒さんの申込みをお受けし、
お正月に着て過ごしたい方のために先行してレッスンをさせていただいておりました。

今日、いよいよ…始まりです。
初心にかえる気持ちで、以前に私が
生まれて初めて自分で選んで買った着物を着ました。

 

2009.1.13 の着物.jpg

10年以上も前に買った手ざし紅型の絵羽柄の小紋です。

これを買ったころの私は着物を見て即決で買うことはありあませんでした。
一晩、頭を冷やして考えて、どうしても欲しかったらまた呉服屋さんに伺おう…そう思っていました。
ご縁がある着物なら私が行くまで売れずに待っていてくれるに違いない、
などと自分を言い聞かせたりして一度は帰宅したものです。
そう、、、これはそんな私を待っていてくれた(?)着物です。*^_^*
着物を買う事に慣れていない頃の
私の思い出がいっぱいつまった着物です。

当時地味に感じたこの着物もそうでもなくなり(?)
それだけの年月を着物バカで過ごしてきたのを感じます。(^^;
迷いながらも、やっぱり着物に関わる仕事をして行こうと。。。
そして今日を迎えました。

私が迷いながら進んできた道を最短時間で通過していただくつもりで
着付師が教えるこの着付教室は
5人いれば5通りのその方にあった着方を提案していきます。
個人教室ならではの柔軟さでより美しくを応援していきます。
今までにある着付教室と同じなら、私が始める必要はありませんから。。。

どうやら私は新しい挑戦が好きなようですね。

着物が好き。着物っていいね。
そんな人がひとりでも増えていく事を願いながら、
このブログとともに続けていこうと思っています。

スタートは思ったよりも順調でした。
でもこれからが本当の頑張りどころ
初心を忘れずに。。。そう強く思う一日でした。

充実した今日に感謝…です。 ^-^


七五三の季節 [着物生活365日]

こんな貼り紙を見かけるようになりました

CIMG6590コピー 小.JPG

お参りをする日とは別に、前もって記念写真を撮られる方が増え
私も今年すでに前撮り撮影のための着付けに関わらせていただいております

小さい子供たちには着物は大きて重く、疲れてしまいがち。。。
着物を嫌いにはなって欲しくないな~と毎回願いながら着付をしています

だから
優しく…はもちろんですが
着崩れして余計に疲れたりしないように、もっともっと考えてあげたい
思いがあるかぎり、大人の方とは違う着付けの工夫を加えていきたい
どこまでできるか、それはわかりませんが。。。 

大変身した自分の姿に喜んだり
ご家族やご親せきの方にお祝いして貰ったり
兄弟の中で自分が主役!…そんな気持ちになったり
すれ違う方に優しい笑顔で声かけて貰えたり
そんな楽しい記憶が勝っていってくれますように。。。


 ※七五三(過去記事より)

七五三とは子供の成長を感謝し、将来の幸せを祈って、
産土神(うぶすながみ・生まれた
土地の守り神)に詣でる行事です。

平安時代から行われていた
三歳の「髪置きの儀」、五歳の「着袴(ちゃっこ)の儀」、
七歳の「帯解きの儀」に由来するものです。
11月15日に決まったのは徳川綱吉の子、徳松の祝儀が行われてから
と言われています。

三歳 : 髪置きの儀、あるいは、髪置きの祝い
      これまで短くしていた髪を伸ばし髪を結うセレモニーです。
      帯を結ぶ方もいらっしゃいますが、へこ帯を結び、
      被布を着せる方が多いようです。
五歳 : 着袴の儀、あるいは、袴儀(はかまぎ)の祝い
      男の子が初めて袴を身につけるセレモニーです。
七歳 : 帯解きの儀、あるいは、帯解きの祝い
      はじめて大人のように帯を結ぶセレモニーです。
現代よりも
幼児の死亡率が高かったので、
無事に育った喜びがこの祝いにこめられていたことでしょう


タグ:七五三
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知って安心して楽しむために [着物生活365日]

ほんの遊び心から昨日アンテナショップめぐりをしてみました
以前にいい勉強になると教えていただいたのを思い出して…

スキャン0004.jpg

最初は交通会館の中から…雨の中を移動して違うアンテナショップへも…

最後に行った「かごしま遊楽館」で薩摩ビードロ工芸展示販売会(9/21まで)をしていました
http://www.pref.kagoshima.jp/yurakukan 

展示品の中でも切子の帯留が美しく輝いていて私の目を楽しませてくれました
切子に目を奪われている私に丁寧にご説明があって、とっても楽しく勉強できましたよ! 

薩摩切子のお話をお聞きしたとき、
あちこちで、本当は違う技法のものが“薩摩切子”として売られていて
心外だというお話が耳に残りました
良く見ると江戸切子であったり、江戸切子でもないようなものであったり。。。だそうです
薩摩切子かどうかの見分け方なども教えていただきました

以下 ↑HPより「薩摩切子」について
切子とは、カットガラスのこと。
 「薩摩切子」は、ガラスに色ガラスを被せ、カットする独特の技法を守っています。 

☆ 歴史/由来
 薩摩でのガラス製造は、1855年、島津斉彬が、磯の集成館に工場を建設したのを機に本格化しましたが、薩英戦争で消失し、途絶えていました。
 昭和60年、島津家によって現代に蘇り、新しい研究も進められ、紅・藍・金赤・緑・黄・紫・ルリの七色が復元されています。

☆製造方法  
 1) 調合した原料を一晩かけて高温で煮溶かす。
 2) 溶けたガラスを吹き竿で巻き取り、色被せ・成形し生地をつくり、除冷する。
 3) 生地に割付けされた模様をカットし、手磨きで丹念に磨き上げる。

☆豆知識 
  斉彬公は、この薩摩切子がご自慢で、将軍や諸大名への贈り物にしていました。カットガラスというと鋭く冷たいイメージがしますが、この切子はあくまで温かくまろやかで、南国育ちのガラスという感じがします。
 タンブラー、小鉢、お猪口、ワイングラスなど種類も豊富になりました 。


この「かごしま遊楽館」で本場大島紬のイベントの情報を得ました

スキャン0005.jpg

ここなら着物のプロでなくても…
たとえば本場大島紬と村山大島紬を見分けられない心配などありませんよ!
本場大島紬をご紹介しにいらっしゃるわけですから~ ^^

また行っちゃおうかな~♪ かごしま遊楽館♪

            余談ですが。。。

CIMG6468.JPG

             昨日はとぼけて(?)こんな可愛い傘をさしてました~ *^-^* 

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